19条の3(不当に低い請負代金の禁止)

注文者は、自己の取引上の地位を不当に利用して、その注文した建設工事を施工するために通常必要と認められる原価に満たない金額を請負代金の額とする請負契約を締結してはならない。

「自己の取引上の地位を不当に利用」

工事を多量かつ継続的に注文することにより優越的な地位にある注文者が、請負人の指名権、選択権等を背景に、請負人を経済的に不当に圧迫するような取引等を強いることをいいます(建設業法研究会編『[逐条解説]建設業法解説 改訂12版』大成出版社、2016(以下『建設業法解説』といいます。)。

「通常必要と認められる原価に満たない金額」

工事施工場所の地域性、工事の具体的内容等を総合的に勘案して通常当該工事に必要と認められる価格をいいます(『建設業法解説』)

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